福井の高校演劇から表現の自由を失わせないための
『明日のハナコ』上演実行委員会
Executive committee for presentation of drama"Hanako of Tomorrow"
in order to protect the freedom of expression in high school drama activity in Fukui
◆2022年11月27日、
表現部とっとりのハナコ、ワークショップ最新のチラシはこちらです。
https://twitter.com/tottorinohanako/status/1571848556675469316
さあ。たのしみだ。
◆2022年11月27日、
表現部とっとりのハナコ、ついにデビュー!
11月27日(日)11時から15時、表現部とっとりのハナコは、「明日のハナコ」リーディングのワークショップをし、その参加者と上演会をすることになりました!
https://twitter.com/tottorinohanako/status/1571848556675469316
以下、主宰者の方からの連絡によると。
……
とりアート(鳥取県総合芸術文化祭)での、鳥取市の演劇ユニット小麦色さんとのコラボ企画で『明日のハナコ』リーディングのワークショップをさせていただける事になりました!
もともと、演劇ユニット小麦色さんが、土日のイベントの中で、両日ワークショップをする予定だったんですが、とっとりのハナコのために、2日目の枠をくださったんです。
……
とのことです!
いやあすばらしい。小さな、地道な動きかもしれない。けれど、率直な、たしかな動きだ。私たち、自由を求める市民の動きは、どの世の中でもはじめはこんなにちいさくて、地味で、ささやかなものにみえる。しかし、ひとの価値は、「サイズ」だけじゃない。大柄な男だけがねうちがある、ってわけじゃない。
やさしくて、つよい、そんな動きがあれば、世界はだいじょうぶだ。なんとかなる。こんな動きが、世界のはしばしでおこっているかぎり、この世界は、きっとどうにかなる。
このまま自由は、保身しか考えない大人たちのまえでおしつぶされていくのだろうか、とくらい気持ちになる夜もある。だけど希望を感じる夜もある。
大丈夫だ。なんとかなる。 鈴江俊郎
◆2022年8月3日、「福井の高校演劇から表現の自由を失わせないための『明日のハナコ』上演実行委員会 鳥取」からのその後の活動のお知らせをいただきました。それを掲載したブログ記事は こちらです。
*
実行委員会。とっとりは快調に進行中!
実行委員会鳥取のみなさんは、その後じっくりと「明日のハナコ」の台本に取り組んでいらっしゃいます。その様子を写した写真をいただきました。
こちら、倉吉市の公民館、和室。
お父さんと幼稚園に通う娘ちゃんで、台本の読み。
なんと、娘ちゃんの持つ台本はひらがな台本です。一生懸命かけあいしてます。
こちらは鳥取市。
お母さんと、鳥取の参加メンバー。この黄色い服のお母さんの娘ちゃんは、とっとりのハナコの部長です。お母さんは、マネージャー。彼女たちは倉吉から遠征して、活動をケアしてくれてます。 鳥取は、ドラマリーディングハナコ、で活動中。
こちらも鳥取市。
そうなんです。
保育園児や小学生はひらがな台本で、みんなが配役を決めて読んで、次は交代して、交代だよ、という感じで明日のハナコに触れてくれてます。
子供たち、すごく楽しそうで、やりだしたら一生懸命で、その姿がとってもかわいいです。とのこと。
その横で、子供たちを連れてきてくれたお母さんやおばあちゃんと、明日のハナコについて話をするのも楽しい、という時間になってます。
もうすぐお盆。おかあさんたちも子供たちもおうちの行事で忙しいから、鳥取はしばらくおやすみかな。ぼち、ぼち、というペースで、しかし着実にすすんでいます!
鈴江俊郎
◆2022年6月、「福井の高校演劇から表現の自由を失わせないための『明日のハナコ』上演実行委員会 鳥取」からの活動開始予告、それを知らせるブログ記事は こちらです。
鳥取の森本里美さんから連絡をもらいました。
いよいよ動き始めましたよ!
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表現部ですが、倉吉市の上灘コミュニティーセンター(元上灘公民館)で、2022年6月1日、6月8日、6月15日の水曜日の、18時から21時までは利用申請を出しています。
友達にこういうことするから公民館こない?ぐらいの軽いノリでお知らせしているので、本格的に台本を読む!という事にはまだまだならないような状況です。
アタシ自身も、表現部は、演劇してた人よりも、してなかった人達とやってみようと思ってはじめたので、ひとまず水曜日の動かぬ拠点として、こちらはぼちぼちな感じでしていきます。
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さあ、いよいよ人がゆっくりと集まり始めるようです。
すでに集まっている集団でなにかを始めるだけでも大変なことなんですが、この鳥取の実行委員は、まだみぬ仲間をゆめみて動き始めています。すごい。
私も思い出します。
大学生になりたてのころ……いやもう3年生になってた。このままなんてこともないだらだらした暮らしのまま、4年間は終わって、なんてこともないサラリーマン生活が次は始まるのか…と予感していた春。劇団作ろう!ってだらだらしてた友だちがいいだして。よっしゃ。女子が必要だ。女優を獲得しよう。どこに?京女だ!きょうおんな、じゃありません。京都女子大学、です。東山七条から東に行く登り坂はほとんど男子禁制の坂のように我々男子大学生の前にそびえたっておりました。そこに立つのです。チラシを、…当時はビラ、と呼んでおりました。誰もが「ビラ配り」だ、と。
早起きして、髪をぬらしてたたいてねかせてねぐせをおさえつけて、朝7時半ごろから坂の下に立つ3人のさえない男子。京都女子中学、京都女子高校、京都女子大学、短大に四年制……ふだん女子を見慣れない「男子大学」みたいな学校生活の私たちには見分けがつきません。何百人も通り過ぎるのです。渡せる限り手渡しまくった「劇団員募集」のビラ。9時。猛烈な達成感。やったね。連絡殺到したらどうする?どうやって断る?ええ、そんなことになるかあ?なるなるう…去ろうとしてふと振り返るとそこに白いまるい大きなゴミ箱がありました。白いゴミ箱に見えたのは、実はゴミ箱の色じゃありませんでした。ゴミの中身でした。私たちの手渡しまくったビラがそのまままっすぐ、たくっさん、そこにつっこまれていたのでした。 ――うっそおん―― 私たちは手間ひまかけて、ごみを作っただけなのでした。
やみくもな情熱というのはそんなものです。きっと若き頃、演劇やってた人はみんな同じような記憶を持ってます。
その後、京女からは新入劇団員はもちろんゼロ。なんとなく知り合いの知り合いみたいな女子が入ってきて、われわれは男優みたいになろうと頑張って、半年かけて旗揚げ公演ができて、…気づいたら劇団はわやわやと続いてました。卒業しても続いて、後輩が座長になって、…つづきました。
鳥取のハナコたちも、あの白いゴミ箱を見るのだろうか。きっと見るのだろう。いや、そんな無謀なやみくもな成り行きはないのかもしれない。だけどきっと人が動こうとするかぎり、人は集まる。そして、動きは、動く。
私たちは連帯します。遠い空の下。でも心はひとつです。
彼女の保育園に通う娘さんは公演をゆめみて やる気をアップさせてるそうです。山登るぞ!って。いやほんとの山に登るんじゃないんだよ?え?そうなの。山登りたい――。それはまたあとでさ。ええーー
盛り上がってます。鳥取。
鈴江俊郎
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