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2023年3月、湘南西武エリア​で、
「神奈川県西部《明日のハナコ》リーディング チャレンジ隊」アマチュアミュージシャンと仲間たちが上演されました!

神奈川のみなさんからは、こんなコメントをもらいました。

 

4/16(日) 小田原潮音寺にて、出演者込み46名の集いで開催。無事閉幕しました。あたたかいメッセージ、ありがとうございました。

小田原ディジュミーさんたちが世界中の言語(ウクライナやロシアも)で「平和~、平和!」と歌って会場が一体となった第二部(録画できなかったのが残念です)

は、胸が一杯に熱くなりました。

そしてこっちがその上演動画のアドレスです!

https://youtu.be/pz7qHTJ9qd8

さて。

この小田原の上演会では、こんなアンケートを配布したそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは討議の始まりです。

演劇はヒトラーの演説ではありません。観客を洗脳し扇動するものではありません。お客さんは拍手することもあるし首を振ることもある。観客には主体性が保証されています。そこでは劇を作った側の一つの知恵が提示されますが、それが絶対に正しいなんてことはない。上演という形でボールが投げ込まれる。それを打ち返すのは観客の権利であり義務です。打ち返されたボールはまた打ち返される。そうやって運動が始まる。そうやって少しずつ正しさに近づいていく。僕は演劇のそういうところが好きです。

 

・プラントの劣化により事故率が上がるのは常識。点検中でもベースは動いており耐用年数の延⻑は論外。次世代原発も確⽴された物はなく、技術開発を政治が急がせるとミスが生じやすくなる。

・今 国⺠が節電を徹底することがまず必要なこと。大量の電気製品を日々一日中使用する現代において、原発反対とだけ声高に言っても、電力不足は?となるダケ。

・電力をどういう形で確保するかは本気で話し合う必要があると思います。地球の温暖化も、原子力による海の汚染もどちらも嫌ですね。

・それぞれの利権がらみ、エネルギー問題はどの選択が正しいのか? ChatGPTなどを含め、フェイク情報が更に我々を混乱させる。どうやってリアルを見極められるのだろうか?

・処理水が完全に中和されているのかが問題なような気がします。

・国⺠の意見もしっかり聞いて欲しい。

・世界的には適宜の海洋放水はされているが、これは規模がケタ違い。

・安全なわけはない。わかっていながらもパワーバランスにあらがえない。戦争はよくないとわかっていながら人は繰り返す。そういうことなのだと思う。

 

ほら。

こんなにたくさんの知恵が動き出しています。小さくてけなげな、これらの「正しさ」を持ち寄ることが今必要なのだと思います。

小さな流れがいつか大きくなって海に注ぎ込むように。

                                  (玉村徹)

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2023年3月、湘南西武エリア​に、
「神奈川県西部《明日のハナコ》リーディング チャレンジ隊」アマチュアミュージシャンと仲間たちが登場します。

 

今度は神奈川県に「明日のハナコ」が進出します。

​演じてくださるのは、

「三橋あゆみさん(アマチュア朗読家)、ハナコ役の男性と音響担当はアマチュアミュージシャン、ナレーション兼黒子の女性は昔演劇経験が少~しある芝居好き…という、凸凹な友だち関係の顔ぶれ」

日時・場所はまだ詳しくは未定ですが、

「今年3月、湘南西部エリアでリーディング上演(有観客+配信のハイブリッド)、ならびに可能な限りのフリートーク、アンケート収集などを検討して」いるそうです。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid0iwiFXRXkRaL1yGvrgu6f4xsPvc21eRM1WR2NWxyzo56QsMfnEtTF3jgyubykTrrdl&id=100002317853130

 

それにしても「友だち関係」で劇を作れるなんて、いいですねえ。何千万円もかけた芝居を大劇場で観るのもいいけど、それだけが文化活動じゃありません。身近なところから、自分たちの力で作り上げていくのも立派な文化です。

 

以下は三橋さんと交わしたメールの一部です。ご本人の承諾を得て、ここに掲載します。

 

「企画を共にしているメンバーそれぞれの活動(ライブなど)が ひと区切りつくまで停滞しておりました……。ようやく、11/26(土)、プロジェクトメンバー4名でミーティングと読み合わせを始めるにいたりました。」

大変です、舞台を作るのは。少しだけわかります。

僕は高校演劇という、ある種の箱庭(予算も活動場所も発表の機会も与えられている、という意味で)活動してきた人間です。だから全くのゼロから劇を立ち上げるというのは、実は去年の12月に福井でやった「明日のハナコ」が初めてでした。僕と鈴江俊郎氏の二人で演じた劇。大変でした。一人じゃ無理。経験豊富な鈴江氏がいなかったら絶対出来なかったでしょう。あと、「助けてー!」と発信したら集まってくれた演劇部OBの連中のおかげ。

というわけで舞台は一人では出来ません。どうしたって誰かとつながらなくちゃいけない。でも反対に、舞台を作れば必ず仲間が出来る、というところもあります。人は一人では無力ですけど、仲間が出来るとそのぶん強くなる。つよくなるといろんなことができるようになる。「しょうがないよね」とあきらめていたことや「みんながそう言ってるなら」とスルーしていたことも、何かしら知恵が沸いて気力が出てどうにか出来ちゃったりする。

 

読み合わせ、楽しくやってくださっていると嬉しいです。「明日のハナコ」はコメディのつもりで書いたんです。ほんとかよ。笑えんわ。いやいや。「笑わせよう」という劇ではなくて、作為的な笑いじゃなくて、やる人が楽しくやれる劇のつもりで書いたという意味です。

 (玉村徹)

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