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◆2023年4月、「『明日のハナコ』の問題圏」……村井華代さんの論考

 「『明日のハナコ』の問題圏」という論考が「シアターアーツ67号(2023春)」に掲載されました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
​ というわけで、みなさん、いますぐ本屋に走るか、http://theatrearts.aict-iatc.jp/202304/7614/にアクセスして購入するか、とにかくお読みください。「明日のハナコ」を巡る顛末とこれからの演劇界、さらには世界の行く末まで論じている、「射程の長い」評論です。

 お書きになった村井華代さんは、共立女子大学文芸学部文芸学科の教授で、専門は西洋演劇理論という方です。

(https://kyonet.kyoritsu-wu.ac.jp/KgResult/japanese/researchersHtml/T30367106/T30367106_Researcher.html より)

 「明日のハナコ」が演劇の専門家の方の批評の対象になるのはこれが初めてだと思います。福井県の高校演劇の先生方は訳のわからないことを言うばかりで意見らしいものはまったくゆってくれなかったし(>o<)、全国の高校演劇組織でもほとんど話題にしてもらえなくて「福井の中での内輪もめでしょ」みたいな失礼なことは言われるばかりで、実際どうであったのか、聞き取り調査もろくにしてくれなかったし、そもそも「明日のハナコ」が劇としてどうであったのかという一番大事なことをに触れてくれる人は皆無でした。もちろんプロの劇作家の方たちやその団体からも黙殺。まったくなにもない。まるで「明日のハナコ」の事件なんか起きなかったかのように、演劇関係者のみなさんは不思議なくらいきれいに足並みそろえて知らんぷりをしてくださいました。

 だから、この村井さんの文章は、初めての、ちゃんとした「明日のハナコ」についての論考です。ほんとうにありがたいと思います。
 (玉村徹)

 

シアターアーツの記事.jpg

最新情報がはいりましたら順次掲載していきます。

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